トラブル・病気

娘のITP治療④:6ヶ月目の検診結果と治療経過

ITP(特発性血小板減少性紫斑病)と診断されてから半年。定期検診を通して、少しずつではありますが回復の兆しが見えてきました。今回は、6ヶ月目の検診での血小板の数値や、診察当日の様子について記録しています。今まさに同じ病気と向き合っているご家族の参考になれば幸いです。

ITP治療の進展

ITP(特発性血小板減少性紫斑病)の治療を続けている娘の6ヶ月目の検診を受けてきました。以前よりも大きな紫斑が目立たなくなり、あざもできるものの、少しずつ回復していることを感じました。それでも、首の周りに点状出血が見られ、まだ完全には治っていないんだろうな、という覚悟も感じました。

少しの期待を持ちながら、娘と一緒に病院に向かいました。採血の際、いつものように注射部位に痛みを和らげるパッドを貼るのを忘れてしまったことに気が付きました。でも実際に注射を受けると、娘は泣くことなくあっさりと終わりました。何度も注射を経験してきた娘。もう注射にも慣れてきた様子で、月日が経ったことを実感しました。少し申し訳ない気持ちも湧いてきましたが、彼女が落ち着いているのを見て、成長を感じました。

採血結果が出るまでの約1時間、いつものように近くのコンビニでお菓子を食べたり、待合室で絵本を読んだりして過ごしました。待ち時間も、娘にとっては楽しみな時間になっています。診察室に入ると、担当の先生に会うことができて、娘はいつも大はしゃぎです。

診察結果と血小板の数値

そして、診察が始まると、先生から嬉しいお言葉が。「今日はね、血小板の数値が27000まで上がってたよ!」と、まさかの結果に驚き、思わず涙がこぼれてしまいました。これまでずっと血小板が10,000以下だったため、今回の結果は本当に嬉しくて、診察室で泣いてしまいました。

ただ、少し気になることもありました。実は、1週間前に娘が歯が抜け、その際に血が多めに出たため、一時的に血小板の数値が上がった可能性があるとの説明を受けました。まだ完全に喜んでいいわけではないと感じ、少し複雑な気持ちになりました。

次回の検診は3ヶ月後。少しずつ回復を感じながらも、これからも慎重に見守っていきたいと思います。

最後に

少しずつですが、確実に前に進んでいると感じられた6ヶ月目の検診。
同じような状況のご家族の不安が、ほんの少しでも和らぐきっかけになれば嬉しいです。今後も経過を記録していきますので、引き続き見守っていただけたらと思います。

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